『象に釘』オンライン座談会<その2>

『象に釘』オンライン座談会<その2>

 

◎今日の座談会は前田くん忙しくておやすみです。

すがの公:がんばれ前田くん!負けるな前田くん!
一同:がんばれー!

前回の座談会はこちら→<その1>

◎今年の北海道戯曲賞2020に『象に釘』を出しています。

すがの公:通るでしょうか?
渡辺ゆぱ:通る!通りますよ!通ると思いたい…。
明逸人:通るので千秋楽に前祝いしましょう。
すがの公:ハードル下げたいから反対意見も募集!
明逸人:難問すぎるわ(笑)
すがの公:実は、この台本、北海道戯曲賞2016でも最終選考に残ってるんだよね(笑)。
フルサキエミ:まだ『戦うゾウの死ぬとき(旧題)』の頃。
明逸人:この台本を読んだだけでわかるの、シンサインの皆様方すげーと思った。
渡辺ゆぱ:一回残ったことのある作品を改訂して応募し直す人っているのだろうか?
すがの公:あまりいないでしょうね(笑)
渡辺ゆぱ:けど、今回の改訂で何が起こっているかがお客さんにも伝わりやすくなったような気がしています。
すがの公:脚本賞ってどうやら「本番立ち上げたらどうなるか」じゃなくて、「戯曲として読んで面白いか」らしいんだわ。調べたら。
明逸人:時代背景がどうとか世相を反映してるかとかが絡むのかね?
傍嶋史紀:絡みそう!
明逸人:今年はコロナをどう反映させるか、とか?
すがの公:象もまぁ、閉鎖空間って意味ではコロナっぽいかなって今年賞に出したとこあるよ。いひひひ
傍嶋史紀:いひひひ
明逸人:露骨なやつが選ばれたりするんじゃねーの?
すがの公:タイトル変えればよかった。『象に釘とコロナ』
由村鯨太:(拍手)
すがの公:一次選考通過可否発表は本番千秋楽の次の日です。

作品タイトル『どっちだ』
※今回の画像は、すがのが暇つぶしに作った象の釘GIFです。

◎コロナの中での演劇活動はいかがですか、最近。

明逸人:実は役者としてはそんなに苦じゃなかったの。
仕事もまぁまぁで復活したし。
フルサキエミ:我々は先日稽古場公演しました。
傍嶋史紀:スナック演劇『コロナのバカ』
渡辺ゆぱ:私は10月にダンボールシアター『ボロ』2020年版。
すがの公:そうだ。8月に撮ったダンボール人形劇の『ペスト』無料配信中だ。→★詳細
由村鯨太:僕はわんわんズで小学校イベント回ったりです。
すがの公:みんな割と忙しいね(笑)
渡辺ゆぱ:私は正直、チケット収入以外の保証をこんなにいただけたことがないので(笑)驚いています。
すがの公:とつぜん金の話か(笑)
渡辺ゆぱ:すみません(笑)
フルサキエミ:『象の釘』は文化芸術活動の継続支援事業の助成をいただいています。
すがの公:コロナ後は「もう、一生無い」と思った方がいいわ(笑)
傍嶋史紀:一生?!
すがの公:こんなに広く手厚かったこと、25年の演劇人生で初だもん(笑)
渡辺ゆぱ:実際、客席を半分とかにされると、活動は厳しいです。
すがの公:9月の鬼滅の映画の直前に100%オッケーなったけど、まだ抵抗あるよな。となりにびったり他人がいるのは。
由村鯨太:無観客であることが『正義』になっていかないかがとても心配です。
すがの公:あー。
由村鯨太:逆に、お客さんを入れることに意固地になってもダメとは思います。でも『正義』として振りかざされるのはかなり切ないなと。
すがの公:団体として何かを言わなきゃいけないときは、ついね。
口調が宣言文的になるよね。ついね。
傍嶋史紀:たしかに。
渡辺ゆぱ:つい。
フルサキエミ:難しくなる
すがの公:今回は、我々有観客で開催しますが。
僕としてはそのへんの気合いはゼロです。
フルサキエミ:『象に釘』できますかね
すがの公:さー。どうかなぁ。
札幌市の対策で「有観客禁止!」となればあっさりやめます。
傍嶋史紀:あっさり(笑)
すがの公:しょーがないもん。
その代わりっちゃなんですけど、
なにもなければ『象に釘』は、やります。

作品タイトル『飛ぶ飛ぶ落ちる』

◎コロナで変わったことありますか?

傍嶋史紀:今。さっぽろアートライブで配信しているダンボール人形劇『ペスト』の宣伝が普段より気持ちが楽。
渡辺ゆぱ:確かに。
傍嶋史紀:動画だと相手の好きなタイミングで観てもらえるし、わざわざ来てもらうということもないし。
フルサキエミ:無料配信だしねー。
すがの公:ええことばかりだ。
明逸人:俺はリモートの芝居を脚本演出やれたことで救われもしたよ。
いざやってみると別に強度落ちるわけでもなくて面白かった。
すがの公:悪いことばかりでもないんだね。
明逸人:でもこれがライブだと主宰だったら気が狂うなと思った。
やれるかどうかコロナ次第だから。
俺なら発狂するってわかってるから公演しないかもしんない。
公演中止とか延期とかの知らせを見ると吐きそう。
無念どころの話じゃない。
すがの公:うちは解散公演延期になったついでに、解散中止しました
一同:(爆笑)

 

作品タイトル『イケメンが曲者に狙われているんじゃないか』

◎さて、釘と聞いてなにを思いますか?

渡辺ゆぱ:大工さんが尖っていない方を口に加えながら作業する姿に憧れます!
明逸人:落語『粗忽の釘』
由村鯨太:丑の刻参り
フルサキエミ:わら人形ですー!
傍嶋史紀:五寸釘!
渡辺ゆぱ:元気におっかないのきた(笑)
由村鯨太:五寸釘って思ったよりでかかった
傍嶋史紀:家に帰ったらポケットに入ってる!
すがの公:なんで入るんだよ。
傍嶋史紀:バラシとかでそのままポッケに入れて持ち帰ってしまうことがある。ネジも。
すがの公:それな。
由村鯨太:仕込みとかの時に、頭に粒々が付いてる釘だとちょっと嬉しい
すがの公:由村鯨太くん、ちょっと意味がわかんないです。

<座談会その3に続く>

 

作品タイトル『結構時間かかったやつ』
※読込み時間がかかるかも(12メガ)

 

象に釘詳細はこちら

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